EOS R50 VとRF3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYEを購入したのじゃが、どちらも初めての試みゆえ、使い方の勉強から始めねばならなかったのじゃ。
儂はEOS 60Dを持っておったので、EOSの使い方は心得ているつもりじゃった。しかしいかんせん、あちらは16年も前に発売された一眼レフじゃ。最新のミラーレスとは勝手が違いすぎるわい。
しかもこのR50 V、動画に特化しておるせいで、普通のカメラならダイヤルにあるはずの「Av」「Tv」「M」といった表示がどこにも見当たらぬ。8つあるモードのうち、7つまでが動画関連の表示じゃった。
静止画の露出設定は画面上で操作せねばならんとは、時代の変化を感じるのう。動画の「A+(全自動)」や「SCN(スペシャルシーン)」も試してみたが、SCNの中にある「レビュー用動画」などは、製品紹介をするYouTuberには重宝されそうじゃったな。
儂は静止画もよく撮るので、正直R50 Vでは少々物足りん。何よりこやつにはビューファインダー(EVF)がないのが致命的じゃ。モニター越しでは、ピントが合っているのかさっぱり分からぬ。
悲しいかな、儂は老眼で近くがよく見えんでの。ファインダーがあれば視度補正ダイヤルでピントを追い込めるが、モニターではそうもいかず、たいそう難儀しておる。日中の明るい場所ではなおさらじゃ。一応、3番のボタンに「モニター輝度アップ」を割り当ててはみたが、それでも日差しには勝てぬ。
結論として、こやつは動画専用機に据えることにした。静止画用には、やはりファインダー付きの機体が欲しい。もうしばらくすればEOS R7 Mark IIが出るじゃろうから、それまで待つとしよう。
一方のRF3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYEじゃが、こちらもVRレンズという初めての代物で、使いこなすのに一苦労じゃ。
まず、レンズキャップの着脱からして気が抜けん。二つのレンズが前方に飛び出しておるからの。キャップを嵌める際にレンズ面を擦らぬよう、細心の注意が必要じゃ。もっとも、それ以外の扱いは普通のレンズとさほど変わらぬ。
しかし、撮影前の「左右のピント調整」という儀式には参った。
マニュアルを読みながら挑んだが、老眼の身には合致しているのかどうかが、これまた見えん。老眼鏡を引っ掛けてなんとか合わせたが、これも難儀な作業じゃった。
次に困り果てたのが、オートフォーカス(AF)じゃ。
カタログには「AF対応」とあるのに、マニュアルを読んでも詳しいやり方が書いておらん。カメラに装着してシャッターを半押ししても、動作音も「ピピッ」という合焦音も聞こえぬ。初期不良かと思うたぞ。
あーだこーだと試行錯誤した末、静止画モードに切り替えたら、ようやくAFが動きおった。改めてウェブの製品説明を確認したところ、「動画撮影を始める前に、ワンショットAFまたはマニュアルフォーカスでピント合わせを行う必要があります」と記されていたわい。要は「動画撮影中の追従AF」はできぬということか。このあたり、もう少し初心者に優しく解説してほしいものじゃ。
結局、儂の視力ではモニター上でのマニュアル合わせは無理と悟った。今は「静止画モードでAFを合わせてから、動画モードに切り替えて録画開始する」という手順で凌いでおる。モニターの撮りたい場所をタッチするだけで済むので、その点は楽じゃな。
……思い返せば、マニュアルで必死に合わせたつもりのカットは、後で見たら全部ピンボケじゃったわ。


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